福岡熊商同窓会 平成24年(第9回)活動報告

H24年11月10日(土) 八仙閣博多本店において来賓も含め67名で開催されました。
前回より少ない参加者でしたがその分、中身の濃い同窓会でした。初参加者は6名でした。
初参加があることは大変喜ばしい事ですが、会員の高齢化で参加者が減少しているのが問題となっています。
第一部 講演会 (司会:S49卒 奥村 勲)

演題:「熊本の歴史と文化」~熊本の維新から新幹線開通へ~
講師:熊商S44卒 徳永 洋さん(熊本市在住)
(プロフィール:現在、熊本学園大学の招聘教授で歴史作家でもあり、”横井 小楠 維新の青写真を描いた男”の著書があります)
講演は肥後の維新(明治3年~6年)の基礎をつくったとされる人物
<横井 小楠*>の話を中心に進められた
*思想家で現熊本市中央区坪井生まれ(1809~1869)
▼大酒飲みなのに坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟等、幕末維新の英傑達に影響を与えた
▼吉田松陰も小楠を訪ね教えを受けた
▼西郷隆盛の祖先は菊池一族
▼小楠の志を受けた女性たちが次々と学校を創立した(現女子美大、現嘉悦学園等)
▼細川藩は使い切れなかった等、非常に興味ある話だった
そしてH23.3の九州新幹線全線開通、続いてH24.4の熊本市の政令指定都市移行で新しく発展する郷土熊本の様子が語られた。
皆さんが真剣に聞かれている様子が印象に残った素晴らしい講演会だった。

 

第ニ部 総会(司会:S38卒 乗本 勝)

当同窓会、富永昌義会長(S29卒)の挨拶のあと、ご来賓として高野茂校長先生、松岡泰輔本校同窓会長(S35卒)、粟津勝蔵相談役(S29卒)を紹介、代表して高野校長先生、松岡会長にご挨拶を頂きました。
校長先生からは生徒が登下校時に校門一礼をやっていることや部活、特に女子陸上部・女子バスケはH24総体で優勝、簿記検定・進学・就職等で輝かしい成績を収めていることを伺い誇らしく思いました。冊子”剛”(学校の最新の情報が収録されている)や新聞の切り抜き(全国高校I T・簿記選手権 日商簿記1級部門で団体準優勝)等も配布された。
松岡会長からは校門改築で寄付金を募集中である。500万円の目標に対し10月末現在、300万集っている。更なる協力依頼があった。
次に会計報告(S33卒 坂梨亮一郎)、監査報告(S37卒 清藤宏)があり、承認された。
最後に事務局(S33卒 大塚紘一郎)より熊商同窓会や熊商のHPで他地区の活動状況や本校の様子を知ることが出来るとの紹介や、若い会員(昭和50~平成卒)の参加がないので勧誘に勤めて欲しいとの依頼があった。

 

第三部 懇親会(司会:S32卒 中村勝、S33卒 吉永好丸)

高倉照幸さん(S28卒)の乾杯の音頭で開演、しばし数年ぶり、あるいは数十年ぶりの再会で話も弾み、アルコールのメーターも上がっていた様です。
余興ではまず香田信子さん(S35卒)の舞踊”さのさ”と”おてもやん”が艶やかに披露され、皆さんの拍手・喝采を浴びました。
次の余興までの合間に新旧校舎のスライドを流しましたが、年配者が多いので(平均年齢72才)特に古い校舎・正門を食い入る様に眺めておられる姿が印象的でした。(このスライドは熊商のHPでも見れる)
始めての試みであらかじめ在校時の部活歴を出欠回答時に頂き、今回はメンバーの多い野球部、登山部、バスケ部、空手部、珠算部の代表に当時の思い出を語って貰いました。
皆さん気持ちは高校生、生き生きと語っておられました。グライダー部があったとは皆さん驚きでした。
恒例のカラオケでは希望者が多く、人数を絞る程の盛況で自慢ののどが披露されました。
最年長者(S21卒 野中時雄さん)及び初参加の方(6名)には壇上で挨拶を頂きましたが、皆さん口を揃えて感激したとの感想でした。
今回の会場である八仙閣で若い同窓生が働いている事が解り、飛び入りで挨拶をして貰いました。
流石、熊商の卒業生、早速忘年会や新年会の予約を取り付けていた様です(H12卒 森千恵美さん)
校長先生もさぞかし誇らしく思われたのではないでしょうか。
森さんには今後、若手の参加勧誘にも力を注いで貰いたいと思います
最後の〆の音頭(S42卒 福永勝善)と校歌・応援歌(指揮:S33卒 坂梨亮一郎)では最高潮に盛り上がり予定時間を40分もオーバーしました。

次回はH26秋ですが、節目の10回目に当たります。そこで幹事一同、何か趣向を凝らしたものにしたいと思っています。若手の勧誘も含め素敵な企画・アイデア等を会員の皆様からもお寄せ頂きたく、宜しくお願い致します。
今回参加頂いた方は勿論のこと大勢の方の参加を心よりお待ちしています。

(文責:S33卒 大塚紘一郎 カメラマン:S35卒 小川 英男)

 

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